15年間ITエンジニアをやっています。
14年間会社員、今年からフリーランスエンジニアとして働いています。
私は現在、顧客先に常駐して週5常駐型のフリーランスエンジニアとして仕事をしていますが、ぶっちゃけフリーランスエンジニアのなり方って全然知りませんでした。なので、備忘録も兼ねて、常駐型のフリーランスエンジニアとして働くまでにやった事を残しておこうと思います。
私がフリーランスエンジニアとして働き始めるまでにとった行動は以下の通りとなります。
1.フリーランスエージェントに登録する
2.業務経歴書を送る
3.エージェントと面談する
4.案件の紹介を受ける
5.現場の面談を受ける
6.成約したら現場で作業
当時私は会社員だったので、この中に加えて退職という行動が必要でした。(あと税務署に開業届も)
会社員として使われずに消えていった有給休暇を使いながら、いそいそと動いていました。
もちろん全ての方に当てはまるわけではありません。
あくまで常駐型で、フリーランスエンジニア専用エージェントを使われる方に限ります。
また、ゼロからエンジニアを目指す方は経験を積んだ後にこのステップを踏むのが無難だと思います。(経験ゼロだと単価も安く、入れる現場も少ない)
ここでは1~4の私の経験をお話しします。
フリーランスエンジニア専門エージェントに登録する
フリーランスエンジニアになろうと考えている方、興味がある方は1.のフリーランスエージェントに登録する作業をやりましょう。
これは10分もあれば終わります。無料です。
できれば、というか必ず複数エージェントに登録しましょう。
私も4社登録しました。
エージェントによって強み弱みありますし、単価も結構違います。これについては別の機会にお話しようと思います。
エージェントは有名どころとして以下のところをまず登録すればいいかなと思います。
レバテックフリーランス(最大手) Midworks(福利厚生が充実)最初は結構ドキドキしますが、登録だけですのでそんなにドキドキしなくても大丈夫です。
登録したら連絡を待つ間、次の作業をしましょう。
経歴書を書く
フリーランスエージェントに登録すると、連絡が来ます。電話やメール方法はエージェントによって様々ですが、ほぼ100%言われるのは、経歴書を送ってくれ、ということです。エージェントさんも商売ですから、登録者が売れる人材かどうか、事前に確かめておきたいですものね。自分のこれまでやってきた事を思い出したり調べたりして、経歴書を書きましょう。
フォーマットは大体どこもあればそれでいいと言われますが、ない場合は提供されているものを使いましょう。ひとつ作れば複数のエージェントで使えます。ひとまず自分の携わったプロジェクト、期間、使用言語、参画フェーズ、ソフト、バージョンを並べていきましょう。バージョンとかは細かく書いたり、調べ直したりした方がいいです。現場によってはその辺を細かく聞かれることがあります。(今の現場では聞かれなかった…)
不明なところは提出後、面談で聞けばOKです。教えてくれます。
この辺にも書き方、注意点書かれてますので、参考にしてください!
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エージェントの面談を受ける
エージェントからの連絡を受けて、まずは面談することになります。会社によっては電話面談というところもあるようですが、私は最初なので直接訪問しました。これもなかなか緊張します。
面談ではまず最初にエージェントからの説明(契約形態、契約書の内容、注意事項など)を受けた後、経歴書の内容の確認と最低限いくらほしいか、避けたい業界、会社などの条件を聞かれます。
ここで注意点です。自分からのリクエストは明確にしておきましょう。特に単価はリクエストを明確にしておかないと、買い叩かれます。また、行きたくない業界を紹介されても正直案件を紹介されてもお互い困るので、明確にしましょう。
私は以下を条件にしていました。
- 単価…前職の年収をキープするレベル(前職年収/12)
- 業界…金融、官公庁を避ける
- 勤務時間…10:00~
- 清算時間…140~180時間
- その他…ビジネスカジュアルまで、スーツは避けたい
優先順位は順番どおりです。この条件をもって4社面談を受けました。大体2,3社の人が多いそうで、4社は多いそうです。
単価は難しいといわれたのが1社、その他3社は全然大丈夫と言われ、これならやっていけそうと思ったことを覚えています。
経歴書から算出される市場価値が大体これでわかるので、それだけでも面談を受けた価値があるというものです。
小一時間ほどで面談が終わり、案件の紹介を待つことになります。
案件紹介
面談が終わると案件の紹介を受けます。
私の場合はまだ会社員で退職の日付が決まっていなかったため(大体の日は決めていた)、そのあたりで稼働開始、とお願いしていました。
とはいえ、2,3カ月先の話だったので、なかなか案件の話は来ませんでした。
案件開始の大体1カ月ちょっと前くらいから紹介が多くきます。
というのは、契約終了の1カ月ちょっと前に継続するかどうかの判断をするため、そのタイミングで空くことの決まったポジションの人を探し始めることが多いからです。
案件の紹介ではプロジェクトの概要(業界、システム)、作業内容、勤務場所、清算時間、単価、必要スキル、その他条件、その他情報(稼働が安定している、など)の情報が与えられることが多いですが、正直この情報だけで判断することが最初は難しいと思います。
そのため不明点があれば、エージェントさんに問い合わせましょう。
自分の条件に合致する案件があればすぐにエージェントに返答しましょう。
ここのスピードが命です。もたもたしているとほかの人に案件とられますからね。
連絡が来たらその日のうちに回答する、いや来てから1時間以内に返しましょう。
エンジニアの経験があれば、フリーランスエンジニアになることは難しくないです。
私もフリーランスに踏み出すまでだいぶ時間がかかりましたが、行動し始めてしまえばすぐです。
人手不足が叫ばれている今はフリーランスエンジニアになる絶好のタイミングです。
興味のある方は話を聞くだけでもすぐに行動をすることをおススメします。
ではまた。