まさおです。
エンジニアと関係ない資格(フォークリフト運転技能講習、衛生管理者等)ばかり持っています。
関係あるのは基本情報処理技術者ぐらいですが、仕事で困ったことはありません(出世で困ったことはある)。
よく質問を受けます。
私と資格
私は前述の通りエンジニアとしての資格は基本情報処理技術者しか持ってません。
これしか持ってないエンジニアって意外と多いんですよね。
でも困ったことはありません。
なぜなら必ずしも「資格=現場でのエンジニアとしての実力」ではないからです。
私が基本情報処理技術者を取ったのは、若い頃に「取らないと出世できない」と脅されたからです。
確かに出世のルールとして資格取得があったので、がんばって勉強して取りました。
業務に生きていないわけでもない、と思います。
が、現場で得た知見と比べると割合は極端に低い。結構時間使って勉強しましたけどね。
ミスター資格と呼ばれた人のお話
難易度の高いとされる資格をたくさん持ってる先輩がいました。
その人は複数の情報処理技術者試験の上級資格やOracle Masterのプラチナなど、エンジニアがうらやむ資格を多数保持していました。
しかしながらプロジェクトに入ると、使えない残念な人でした。
なぜ使えないかというと、本人のコミュニケーション能力の問題もさることながら、柔軟性がなかったことが大きな要因でした。
「これは理論的にこう!」
と言って、譲らない。
まあ確かに理論上はそうだけど、結果合ってないよね…みたいなことが多数…
当時の職場では難易度の高い資格を持っている≠すごいエンジニアの風潮になってしまいました…(そうなってしまう職場もレベルが…という気がしますけどね)
資格の勉強が無駄なわけではない。資格のための勉強がムダなだけ。
だからと言って資格取得の勉強がムダなわけでは必ずしもありません。
業務に役立つこともたまにありますしね。
何より業務で得た知識が資格取得に有用なら、ぜひチャレンジしてみることをお勧めします。自分の理解が深まることは間違いないです。
ただ、資格取得のための勉強はやめたほうがいいです。
就職や転職、フリーランスなら面談の後押しになる可能性もなくはないですが、資格を見て採用しようと思うことはあまりありません。
会社員時代、新卒採用や協力会社のプロジェクトメンバーの面接に入ることはありました。しかしながら実際面接する際に履歴書の資格の欄に何が書かれているかを気にした記憶がありません。
面接受ける側としても資格の有無を言われたことはありませんし、私自身気にしたことはありません。
なので、就職や転職のために資格を取得するのであれば、ポートフォリオの一つでも作ったほうが圧倒的にいいです。
まとめ
・エンジニアとして資格を必ずしも取得する必要はない。取得する効果は薄い。
・身に付けたスキルを使って資格取得できるなら、学習は有効。
ただ、エンジニアは日々学習し続ける必要があります。
じゃないと技術の進化に置いて行かれますからね~
がっつり勉強していきましょう!
ではまた。