ITエンジニアとして10年以上働いています。まさおです。
僕がエンジニアで就職した時は新3Kなんて言われてたのに…
最近Twitterとかブログとか読んでいると、ITエンジニアになりたい人が増えているようですね。
特にWeb関係のエンジニアになりたい人が増えているようですが、これ、15年ほど現場で仕事している私からすると、超不思議に感じていました。
なぜかと言うと、世間的にはIT業界は新3Kと言われ、敬遠されていると思っていたからです。
私の元同僚も口を揃えて「SEとか、無理やろ!」と言っていました。
でも、なるのが大変だと思っている人達に向けて、エンジニア歴13年の私が経験を踏まえ、エンジニアのなり方をお話します。
エンジニアになる事はそう難しくはありません。
20代でITエンジニアになりたい人はまず就職しましょう
どこの業界でも言えますが、若さは武器になります。
20代であれば、その若さを武器にIT業界に潜り込むことはそう難しくはありません。
下手にスクールに通ったり、フリーランスから始めるより、まずは現場経験を積みましょう。
実際に現場で肌で感じる事が多いし、何より現場業務で身につくスキルのレベルはスクールや書籍のそれを軽く凌駕します。
また量をこなすことができるという意味でも現場経験を積むことは決して悪くありません。
これは私の持論ですが、量は質に転化します。(単純にではありませんが…)
私自身、プログラミングが苦手でしたが、数をこなしていると、ある時急に書けるようになりました。
ですので、職場環境に恵まれるかどうか、多少のリスクはありますが、まず就職してしまう事はそう悪くないと思っています。
私の周りにも前職がディズニーランドやアクターズスクールという異色の経歴の持ち主がいました。
業界の門戸は決して狭くないと思いますので、一旦潜り込んでから、フリーランスエンジニアを目指すなりしましょう。
っていうかね、そういうところにも潜り込めない人はこの先どうやったって無理ですよ。
30代以降は違う武器を掛け合わせて戦おう
30代以降になると、正直経歴やスキルの分厚さは見られます。
経歴が薄いと、あまり相手にされない可能性が高いです。
潜り込むことも難しくなりつつあります。(30代前半か後半かでかなり違いますが)
そこで、武器になるのはあなたのこれまでのIT以外の経歴です。
例えばコミュニケーション力。
ITとは異なる業界でも必ず必要とされる能力です。
ITのキャリアはまだまだだけど、コミュニケーション能力に自信がある人はここをメインの武器に据えて、戦いましょう。
私の知人にもIT歴なしで、コミュニケーション力で可能性を見せることでITに潜り込んだ人がいます。
彼は年収数百万アップを実現しました。
それでも難しいと感じる人はプログラミングスクールから始めてください。
プログラミングスクールからIT業界に入り込んだケースも最近は多いと聞きます。
ただし、未経験からプログラミングを学ぶのはそれなりに労力が必要です。
簡単ではないと思っておいた方がいいですが、やる価値はあります。
これをやれる人はどんな場所でも大抵やっていけます。
とにかくIT業界は人手不足です。
10年以上IT業界にいますが、IT業界は常に人手不足です。
そのためか、ほかの業界に比べて門戸は大きく開かれているように感じます。
そのためITエンジニアになることはさほど難しいことではないと私は思います。
ただ、本当に不足しているのは
それなりのスキルであり、能力を持った人
です。
フリーランスエンジニアであろうと、 会社員エンジニアであろうと、それなりのスキルを持っている人が重宝されます。
ですので、IT業界に入れば安泰という訳ではなく、他の業界と同じ競争は確実に待ち受けています。
それなりの努力を続けられるかがITエンジニアとしてやっていけるかを分ける
ただ入るだけではなく、常に努力を続けなければ、それなりのレベルではやっていくことができません。
昔身につけたレガシーな言語だけで業務をやっていくうちに、他では全く使えなくなった人達をよく見ましたし、自分もいつそうなるか、わかったものではありません。
(もちろんそういった人たちもやり方次第でもっとできたはずなんですが…)
なので、これからITエンジニアを目指す人はそういった覚悟もした方がいいとは思います。
どこの業界にいてもそれなりの努力を続けられないと、稼げないですけどね。
ではまた。